精神障害者発達障害者の中でも話題になっているピアサポートについて厚生労働省が推奨する方針を示しています。

 

 

■ピアサポートの活用
都道府県等は、精神障害者の視点を重視した支援を充実する観点や、精神障害者が自らの疾患や病状
について正しく理解することを促す観点から、当事者としての経験を持ち、障害者の相談に応じ適切な
アドバイス等を行うことができる「ピアサポート」が積極的に活用されるよう努めるものとする。

平成三十年三月の厚労省 障害保健福祉関係全国主管課長会議資料に掲載されています。

ピアサポートには

相談に応じてアドバイスする事が求められています。

発症直後の経験や入院、通院、デイケア、就職活動、就労支援を受けた経験、一人暮し、家族との同居での経験、ひきこもりからの脱却、症状、服薬の副作用、自助会当事者会活動。

これらの一部でも貴重な経験でアドバイスできる事ができればピアサポートだと言えるでしょう。

ピアサポートグループは自発的で無償に近いボランティア活動で成り立っています。

将来は無償のボランティア活動に頼るだけでなく制度を整えて、相談会活動、勉強会、個別相談、電話相談、アドバイス情報提供、インターネットでの一般的および個別のアドバイス情報提供、生活訓練、調理補助なども含めてピアサポートで有償のサービスを提供して対価を制度から得る事が理想だと思っています。

 

先行しているのはピアサポートによる退院促進事業です。愛知県ではピアサポート養成講座を開き、ピアサポーターの登録をはじめています。

退院促進のために入院患者さんの前で体験談を話す事業が進められています。

入院患者さんとピアサポーターのマッチングは自発的では実現出来ないので、PSW精神保健福祉師協会が仲介役をしています。

近い将来には福祉事業所などから登録済みピアサポーターが派遣される形態が計画中のようです。

その先には、自発的な入院患者の声と地域の障害者のマッチングを自助会当事者会ピアサポートグループが担って、制度の費用も自助会を通じて当事者へ支払われる事が理想だと思っています。